すごい走って、ギリギリ間に合った学校 。




汽車もいつもの一本遅れ。






涼太には会えなかったけど…。






真央のクラスを聞くとまだわからないらしい 。





どうか同じじゃありませんように ?????





心からそう願う。




真央は、職員室によるらしいので






場所を教えて学校近くで





私は歩くのをストップ 。





3分待ってから歩き出した。




真央と歩いてたらバレるから。





そう言ったら真央は呆れた顔ではいはいって





歩いて行っちゃった。










「 おーはよう 」




クラスに入るといきなり





激突された。





「 涼太 。おはよう 」






いつもならドキッとするのに







今日は割とそうでもない。







何で?







「 朝、ゆあいなかったよな? 」







「 あ、え、えっと、寝坊しちゃって 」






しどろもどろになりながら





いい言い訳が思いつかなかったので






本当のことを真央抜きで話した。







「 ゆあが寝坊とか珍しい 」







高校になってから初めてだと思う。









涼太と同じ時間が良くて早起きしてたから。








「 まぁね、 ちょっとあって … 」




よく考えてみたらレンタル彼氏って





どうやって説明したらいいかもわからないよね。





「 ふーん 。 」




って言いながら





涼太は仲の良い友達グループへと






突撃しに走って行った。