RED DRAGON



ここで当たるわけにいかない、私たちはすぐに避けて、裏に回る。



中村は避けれることを知らなかったらしく、放心状態だ。



愛央「隙あり。」



愛央の声は今まで聞いたことのないくらい冷たかった。



我に帰る中村。そしてさらにキレ始めた。



中「な、なんだよ、お前ら…」



怜「なんだ?もう終わりか。1ミリも本気を出してないぞ。」



中「2人相手はズルいんだよ…!!!」



怜「黙れ。銃と鉄パイプに頼るのやめたら?


素手で沢山遊ぼうよ〜」



中「い、いいだろう…」



怜「かかっておいで」



中村が放って来るパンチは1ミリも当たらない。


なかなかひどいものだ。