RED DRAGON



リビングに戻ると、ぐっすり寝ている翔とテレビのニュースを見て顔をしかめている涼馬がいる。



なんともまぁ不思議な光景だ。



怜「涼〜、はい、コーヒー」




涼「おう。ありがとう。


6歳の子供が山で遺体として発見されたって。

誰が殺すんだ。あんなに小さい子を。」




怜「殺そうと思えば殺せる。


今の親なんかみんなそうじゃないか。


虐待だって子供を平気で捨てる親もいる。


そんな世の中になったんだよ。」