次の日、私たちはいつも通り学校に来た。
あ、言い忘れてたんだけど、この学校夏休みって言っても強制夏期講習って言うのがあるから、みんな行かされるんだよね。高校生だけ。まぁ受験が控えてるわけだし、しょうがないんだけど。



ボーッとして歩いてたら、突然走ってきた誰かに突撃された。


怜「い、いたたた………」

咲「れ、怜羅!?大丈夫!?」

怜「だ、だいじょb…………」

伊「おい、テメェ、何やってんだ!」

悠「ご、ごめんね!怜羅!」

怜「え?悠人?」

咲「悠人!?何やってんの!?」

悠「い、いや、あの、突然悪いんだけどさ!怜羅の家に遊びに行きたくて…あはは…」

伊「ダメだろ。」

悠「伊織には聞いてないんだけど?」