怜「みんな、集まってくれてありがとう。今日集まったのには理由があるんだ。それは私の過去についてだ。私は本当のことを知らない。だから…教えてほしい」

私がそう言うと案の定驚く、パパの代の人たち。
みんな口々に「大丈夫なのか?」とか「あれは怜央の娘だよな?」とか。
私がパパの娘じゃなかったら、こんなこと聞かないよ。全くもう。

朔「…………。俺が言います。」

愛「朔!?」

朔「大丈夫だから。」