俺はおばさんについていき
久しぶりに九音ちゃんの家にはいった
仏壇を拝んでいたらおばさんが
白く可愛らしい封筒をもっていた
「これ九音の部屋の引き出しに入っていたの
貴方宛よ」
おばさんから受け取った
封筒から手紙を出した
手紙には綺麗な字で
『水野 皐月様
突然のお手紙ごめんなさい。
迷惑でなければ読んでもらえると幸いです
もう先が短い事を知り
この手紙を書く事にしました
小さい頃はよく2人で遊びましたね
裏の山で木登りをしたり、川で魚を捕まえたり危ない事をたくさんしてきました
それは凄く楽しい思い出です
病があるとわかり入院する事になって
でも仕事が忙しくお母さんはあまり
病室には来てくれませんでした
そんな時貴方は毎日のように来てくれました
いつも楽しみに話しを聞いていました
病で辛い時も貴方の笑顔を思い出す度に
乗り越えられました。
苦しくて貴方に当たってしまった時は
大丈夫と背中をさすってくれましたね
私の短い人生にいた貴方は
とても偉大でした
私は貴方が大好きです
私の為に医者になると言ってくれた
貴方の夢を見届ける事が出来ない事を
許して下さい
立派な医者なった貴方を見てみたかったです
最後に一つだけ我侭なお願いを聞いてください私の事を忘れてほしいです
貴方の未来に私はいません
貴方の人生を描くうえで私の事は
重荷になると思います
私は貴方を忘れません
ずっと大好きだから
大好きで大切な貴方の幸せを
心からお祈りしています
愛してます。さっちゃん。 天宮 九音より』
久しぶりに九音ちゃんの家にはいった
仏壇を拝んでいたらおばさんが
白く可愛らしい封筒をもっていた
「これ九音の部屋の引き出しに入っていたの
貴方宛よ」
おばさんから受け取った
封筒から手紙を出した
手紙には綺麗な字で
『水野 皐月様
突然のお手紙ごめんなさい。
迷惑でなければ読んでもらえると幸いです
もう先が短い事を知り
この手紙を書く事にしました
小さい頃はよく2人で遊びましたね
裏の山で木登りをしたり、川で魚を捕まえたり危ない事をたくさんしてきました
それは凄く楽しい思い出です
病があるとわかり入院する事になって
でも仕事が忙しくお母さんはあまり
病室には来てくれませんでした
そんな時貴方は毎日のように来てくれました
いつも楽しみに話しを聞いていました
病で辛い時も貴方の笑顔を思い出す度に
乗り越えられました。
苦しくて貴方に当たってしまった時は
大丈夫と背中をさすってくれましたね
私の短い人生にいた貴方は
とても偉大でした
私は貴方が大好きです
私の為に医者になると言ってくれた
貴方の夢を見届ける事が出来ない事を
許して下さい
立派な医者なった貴方を見てみたかったです
最後に一つだけ我侭なお願いを聞いてください私の事を忘れてほしいです
貴方の未来に私はいません
貴方の人生を描くうえで私の事は
重荷になると思います
私は貴方を忘れません
ずっと大好きだから
大好きで大切な貴方の幸せを
心からお祈りしています
愛してます。さっちゃん。 天宮 九音より』

