2人で並んで歩く姿や、一緒に居る姿を何度も、
何度もイメージしてみるものの、



いつも、最後には『釣り合わない』か『ダメ、ダメ…』

という、マイナスな答えが導き出されてしまう。


いつから、いつから僕は寿美子先生の事を…


楽しくガヤガヤと喋るクラスメート達の中に居るはずの僕は、

いつものように、1人違う世界に妄想という形で旅立っていた。