弱虫なボク~先生と生徒の距離~

その後、いろんな事をした。


部屋に戻って掃除。

しかし、普段から整頓している為すぐに終了。


勉強机の上に置いてある参考書を手に取ってパラパラ開いてみたりもした。


でも、気分が乗らず、そのまま軽く勉強机の上に投げて戻す。


どんなに工夫してみても、退屈な時間、孤独な時間は埋まってはくれない…。


まるで、僕の中の心の時計が止まっているように思えた。


仕方なしに、僕はベッドにダイブして、もう一度寝ようと瞳を閉じた。