弱虫なボク~先生と生徒の距離~

長テーブルを挟み、僕の前に先生が座る。


父さんの前には、校長先生。


異様な空気は出口を失い、僕達の周りに滞在したまま


「…で、亮の処分は?」


ここでも父さんは、そればかり気にしていた。


「大変難しいのですが…退学もやむを得ないかもしれません」


指を絡め、難しい顔で校長先生は、そう呟いた。


「校長先生!退学…どうにかならないんですか!」


寿美子先生の言葉に、校長先生は黙ったままテーブルに視線を落とした。


そして、それから沈黙の時が流れていく