弱虫なボク~先生と生徒の距離~

「あなたじゃ、話にならないな。学年主任か、校長先生を呼んで下さい」


だんだん苛つき出したのか、それともタバコが吸いたい衝動からか


父さんの手のひらは、長い机の下で少しずつ震えていた。


先生の表情は、納得いかないと言わんばかりの不満顔。


しかし、どんなに不満を表そうとしても、父さんには効かない。


僕だって、何度不満な顔で、瞳で見た事か…



「少し、お待ち下さい…」


父さんの呼んで下さいの言葉から数分後


先生は、根負けしてしまった。