しばらく歩いているとコンビニが見えてきた。


買い物ならこのコンビニが1番近い。


するとやはりコンビニの近くに沙羅がいた。


しかし、1人じゃなかった。


隣に高校の時の先輩がいた。
あいつは結構チャラい男で俺は少し苦手だ。


いつも気軽に話しかけてくるがほとんどかまったことは無い。


だから高校の時、部活を見に来た沙羅に声をかける先輩が嫌でなるべく2人を合わせないようにしていた。


なのに、今先輩は沙羅に近寄って何かを話している。


俺はすぐに2人に声をかける。


「なにしてんの?」