コンコンッ……



「璃玖斗くん、入るよー」



中に入るとベットに寝ている彼がいた。
掛け布団を体に巻くように寝ている姿は猫みたいで可愛い。


彼のベットの横に移動して顔を覗き込む。
まだ眠っているけどそっと肩を揺らして起こす。



「璃玖斗くん、おきて」



「…………ん〜」



「今日バイト1時半からなんでしょ?」



「ん〜……。。。」




寝起きが悪い彼、なかなかベットから出てこない。



「遅刻するよ?おきてー」



閉まりきっていたカーテンを開け部屋に光を入れる。


陽の光が当たり眩しそうにする彼。
やっとベットから出てきた。