大好きですよ、先輩。




「いや、忘れてたって言うか最初から知りませんでしたし。」


「もっとひでぇぇぇ!」



下柳先輩が一人、悲しんでいるのを横目で見ながら、あっけなくコンビニに着いてしまったことに後悔する。



もっと、遅く歩けば良かったな。