「泉先輩…?」

『泉には関係ないでしょ。私達は後輩に部活のルールを教えてるだけ。』

「そんなのルールって言わねーよ。お前ら本当に醜いやつらだな!優希、行くぞ。」

私の手を引っ張りながら早歩きで突き進む。



「先輩!!!」

声をかけても先輩は止まらない。