春陽「ねぇねぇ、転校生ってどの子?」

不良「あぁ、あっこの端におる奴っす」

春陽「ありがとう!」

端っこのやつ?

そこには黒の服装でフードを被った奴がいた

暉「あいつ女か?」

春陽「らしいけど…なんか…ねぇ」

隼人「神崎 咲 って名前らしいです」

春陽「わぁ、可愛い名前!」

暉「顔見えねぇじゃんかよ」

春陽は転校生に興味あるらしく話しかけに行った

春陽「ねぇ、君が転校生?僕、江田 春陽 宜しくね!」

咲「…」

春陽が自己紹介しても女は見向きもしなかった

なんだこいつ、タチわりぃな

暉「お前も自己紹介しろよ。あ、ちなみに俺は山本 暉」

咲「…」

女は何を言っても見向きもせず話もしない

そんな女に苛立った俺は若干キレ気味に言った

李希「お前。俺らのこと知らねえの?」

そう聞いたら女は初めて言葉を発した

咲「興味ない」

あまりにも予想外な答えが返ってきたから
俺は何も言い返せなかった

暉「マジかよ…」