「ルヒカさん!!」 「なに?」 「ちょっと時間ある?」 私の名前はルヒカ。 変な名前でしょ? 親が響きだけでつけた名前。 私に話しかけてきたのは同じクラスの相川さん。 相川さんについて行くと図書館についた。 「頭のいいルヒカさんに教えて欲しいことがあって…」 テーブルの上には教科書とノートが広げられていた。 私は学年で1番頭がいい。 「どこが分からないの?」 そう言って相川さんに勉強を教えてあげた。