「わりいっ!俺、早く彼女のとこ行きてえんだ!!!そこどいてくれ!」 ええええ、なんて落胆するような声が聞こえるが、今はそんな場合じゃない。 壁のような人ごみをかき分けて、陽葵の席に向かう。 「ひまりっ!」