「いってー!、つか、俺?」 …俺なんかしたっけ? 「そうだ、お前だ!毎回毎回、応援に来てくれる貴重な女子の人気かっさらいやがって!!!」 これだから、俺たちに彼女ができねえんだ、 なんてぶつぶついいながらポジションに戻る青木。 うーん、他の女子なんてどうでもよくねーか? なんて思いながら、応援席に座る陽葵を見る。