…ようやく帰ったか。 「…陽葵、行こ。」 見られてたのか〜なんて、赤い顔を扇いでいる陽葵の手を引っ張って、陽葵の行きたがっていた店の方に歩いていく。 「…え、雅っ、ここって!?」 店の前についた途端、目を丸くする陽葵。