「どうしたの?希くん?」 …どうしたのじゃねえ、 かわいく首を傾げる彼女は無自覚すぎて周りの男が自分に好意を寄せているのにも気づいてねえし、 いくらここが叔父さんの学校だとしても、教師と生徒というイケナイ関係では周りに牽制もできない。 「ん、」 両手を広げると、嬉しそうに飛び込んでくる陽葵はかわいくて仕方ない。 …他の男に触られたくねえ。 そんな思いがぎゅっと抱きしめる俺の腕を強くさせる。 「希くん?」