「…わたし、こんなにヒロトのこと好きなのにヒロトに全く伝わってないんだもん、」

…、!!

「…周りがいくらかっこよくてもわたしはヒロトが好きなの!ほかの人好きになるなんて無理だから、ね?心配しないで、?」

はあ、もう、、

「…なんで、そんな俺の欲しい言葉ばっかりくれんだよ、ひまり、」

「ヒロトの考えてることくらいわかりますーーー、…わかるまで何度も言うからねっ」


「ふはっ、…お前にも適う気しねえわ、」

そう言って笑うと、自然に顔が近づいて。

「…んっ、!ヒロト、だいすきっ、」


キスの合間に漏れる甘い言葉に。

やっぱり俺の口角は上がる。



『お前のことだと誰より馬鹿になる』