「じゃあ……、三津谷は涼の弟に任せるとして!そろそろ肝試し始めていいか?」
つい話に夢中になってしまった私たちに、
私と頼くんを交互に見ながら指原くんが申し訳なさそうに呟くから、私は慌てて首を縦に振った。
周りからの視線に今更恥ずかしさがこみ上げてくる。
「指原くん、さっきはお気遣いどうもありがとうね!」
「気にすんな、クラス委員の役目だからな」
ニッと歯を見せて笑う指原くんは、とっても爽やかだけれど、やっぱり同じくらいブサイ(強制終了)
それからすぐ、事前に決められていた順番表を元に、1組目が夜の校舎へと出発した。
私と頼くんはどうやら8組目…。絶叫系は大好きだけど、ホラー系は苦手なんだよなぁ。
……とにかく、頼くんに迷惑をかけないことを第1に、早く終わってくれるよう神に祈るしかない!


