私の返事も聞かずに通話は強制終了させられてしまった。 もう!頼くんってば……。 "ダメだっつったら、どーすんの?" そんなに本気で考えることじゃないのかもしれない。頼くんの気まぐれで、私をからかってただけかもしれない。 そう思うのに、気づけばずっと。 学校までの道のりは、頼くんの言葉で頭がいっぱいだった。 ……やっぱり、どんなに考えたって答えは見つからなかったけど。これからしばらく、頼くんのことで頭を悩ませる日々が続きそうだなって思った頃にはすぐ目の前に校門が見えていた。