そう考えると、さっそく頼くんのおかげで涼くんと仲良くなるキッカケをゲットした事になる。
…やばい…頼くんが、菩薩に見えてきた。
拝んどこ。
【頼くんの司令通り控えめ作戦で、大接近…したかも!】
頼くんへメッセージを送信して、フゥと小さく息を吐く。
あー、もうドキドキしてきた。
早く来い、学年レク!!
───ピコン
すぐに届いた頼くんからの返信。
【その話あとで詳しく。浮かれんのはまだ早い】
……あぅ。手厳しいっす、師匠。
このウキウキを共有して欲しかったのに、頼くんは優しい言葉なんてくれなくて、少しだけ気分が下がる。
でも確かに、この程度で浮かれちゃいけない!気を引き締めろ花!…そう自分に言い聞かせて顔をパチンと両側から軽く叩けば、隣で美和子ちゃんに"何してんの"と怪訝そうな顔をされてしまった。
うぅ……。
美和子ちゃんは、さっぱり黒髪ショートヘアの女の子で、性格もどちらかと言えばサバサバ…いや、どちらかと言わなくてもサバサバ。


