だって、弟様だよ?他の…誰の言葉よりもありがたみがあるでしょ。
頼くんを信じて司令をこなすか、信じないで自力で何とかするか…この二択しかないのなら、迷わず私は頼くんを信じることに徹する!!!
もしそれで、仮に涼くんから遠のいてしまう結果になったとしても、それは自業自得。
ぼーっとしてたって、頑張ったって、交わらない時は交わらない。それくらいちゃんと分かってるんだ。
だけどせっかく頼くんが与えてくれたチャンスだもん。自分の限界に挑戦してみたい。
「…あれ、俺 振られた?」
「え、いや……」
ヘラッと笑って少しだけ首を傾げる涼くんの言葉になんて返せば良いのか分からずにオドオドしてしまう私は、世渡り下手だ。
もっと軽いノリで上手く反応出来ればいいのに、いちいち上手く反応出来ない。


