「…っ!!」
急いで駆け寄って電源ボタンを押せば
【航から聞いた。登録よろしく】
そこには、シンプルすぎる……、絵文字も顔文字も何一つない、頼くんらしいメッセージが表示された。
頼くんがどうして協力してくれる気になったかなんて全然分からないけど、これは私にとって間違いなく涼くんとお近づきになる絶好の機会!
クラスメイトから、友達に。
友達から、願わくば……彼女になれたら。
【登録しました❁よろしくね、頼くん!】
なぜか緩んでしまう口元を隠せないまま、少しだけ緊張する指先を必死に動かして画面に文字を打ち込んだ私は送信ボタンを押した。


