普通の反応なら、私が現れただけで顔を赤らめるか、もっと話題を盛り上げようとする。
それなのに、『そっか』ってだけ!?
私の可愛さに完全スルー!?
自分がおしゃれだからって、いい気になってんのかも。
「菅谷くん!!」
こうなったら、わからせてあげなきゃ。
私の魅力も、おしゃれだからえらいってわけじゃないってことも。
「……?」
菅谷くんは、また私へと顔を向けた。
私は菅谷くんの目の前まで近づき、菅谷くんの机をドンッと勢いよく叩く。
強く叩きすぎた手がジンジン痛むけど、気にしない。
「好き」
「……え?」



