私をバカにするように笑う友達。
モブ男くんを見ていたことがバレずに済んでよかったけど、当分この話題でからかわれそう。
視線をもう一度菅谷くんがいたところへ移すと、もうそこには菅谷くんはいなかった。
私は静かにため息をこぼした。
そのため息は、うぐいすのことで笑われたからか、菅谷くんがいなかったからか、わからなかった。
放課後、友達と一緒に帰ろうと校舎を出た私に、
「そういえばさ、今日英語の課題出されたじゃん?」
と友達が言ってきた。
……え?か、だい?
目をパチパチと瞬きさせて固まる私。
「もしかして、忘れてた?」
友達の言葉に、私はゆっくりと頷いた。



