【短】モブ男くんが好きなんてありえない!!




私はモブ男くんに、私の魅力とモブ男くんがおしゃれすぎていい気になってることを、わざわざ教えてあげようとしただけなのに。


――もしかして、違う?


私の可愛さに気づいてないモブ男くんに、意識されたかった……?


でも、まさか、ありえ……ない、でしょ。



私、本当に菅谷くんのことを……?



おしゃれだからって理由をつけて、モブ男くんへの想いを抑えてたの?


かあ!とさらに赤くなる頬。体温が上昇して、クラクラする。



「……あぁ、そうか」


「?」


「罰ゲームか」



黙り込んでしまった私を見て、菅谷くんはそう言うと納得したように微笑んだ。


は?罰ゲーム?


罰ゲームなんかで、私がモブ男くんに『好き』って言ったと思ってるの?


ギュゥと胸が締め付けられた。ドキドキが、身体全体に響き渡る。