あ~、ほんとに気持ち悪い… 少しでも楽にしようと目を閉じていると… 「ひゃぁっっ!」 頬に何か冷たいものが当たった 目を開けて上を見ると カイが優しげな笑顔を浮かべて立っていた その手にはドリンクが。 「怖かったんだろ? これ飲んで落ち着けよ」 「カイ…」 やっぱり気づかれてたのか。 ほんとカイにはかなわない 「ありがとう」 「無理すんなよ」 その言葉に安心するのはカイだから。