「俺のこと?」
「はい……」
「うん。なんでも聞いて」
「………なにか、ありますか?」
「え?」
「なにかわたしにして欲しいこと、ありますか?」
「どうしたの?いきなり」
「わたし、してもらってばかりです。だから、合格したあかつきには、なにかお礼がしたいんです……!」
「別に、いいのに。俺がしたくてやってるだけだし。君のお母さんにご飯までご馳走になってるし」
「それじゃ、わたしの気がおさまらないと言うか……とにかく、米司さんに、喜んでもらいたいんです!」
「だったら、K高に合格してもらわないとね」
「……?」
「そしたら、幸ちゃんきっと、とびきりの笑顔で笑ってくれるだろ?……それが俺への一番のお礼になるよ」
「はい……」
「うん。なんでも聞いて」
「………なにか、ありますか?」
「え?」
「なにかわたしにして欲しいこと、ありますか?」
「どうしたの?いきなり」
「わたし、してもらってばかりです。だから、合格したあかつきには、なにかお礼がしたいんです……!」
「別に、いいのに。俺がしたくてやってるだけだし。君のお母さんにご飯までご馳走になってるし」
「それじゃ、わたしの気がおさまらないと言うか……とにかく、米司さんに、喜んでもらいたいんです!」
「だったら、K高に合格してもらわないとね」
「……?」
「そしたら、幸ちゃんきっと、とびきりの笑顔で笑ってくれるだろ?……それが俺への一番のお礼になるよ」


