【企】悪い先生で、ごめん

「そ、そんなことっ……ないです。是非、お願いしたいです!」

できるものなら、ずっと、一緒にいたいです。

「ほんと?なら、安元さんに、夜ご飯ご馳走になったあともお邪魔してていいか、聞いてみようかな」

「ぜ、絶対喜びますよ!むしろこっちから頭さげてお願いすることですから」

「俺、好きだよ」

「……へ?」

「幸ちゃんに、勉強教えるの。素直だし、わかってもらえた時さ、自分も嬉しいんだよね」

「……!」

教えることが、好きって意味か。

び、ビックリした……!

「なんかさ、大人になると、幸ちゃんみたいな素直な子って周りにいなくなるんだよね。だから、癒やされるっていうか」

「大人になると?」

「そう。大人になれば…嫌でもわかるよ」