「…みんなMVPが欲しいみたいだな。」 「わ!紫乃!」 どかっと反対側の椅子にも紫乃が座って、双葉先輩と紫乃に挟まれている状態になる。 「わるい、驚かせたか…?」 「ううん!大丈夫だよ!」 しゅんとする紫乃に慌てて、弁解する。