… ってわけなんだけど、 …重い。 「一哉、重い!」 「…大丈夫だ。」 いや、一哉は重くなくてもわたしが重いんだっつーの! そう心のなかで思いっきり突っ込んで、わたしに寄りかかって本を読む一哉の体を押し返すけど、びくともしない。 一哉と友達になれてから数日、ずっとこの状態。 「…いちやー、重いからはなれてー、」 「…やだ。」 がっくし、 あっさり断られて、頭を下げる。