イケメン達から溺愛されちゃってます2


ガッシャーーーーン。

大きな音を立てて倒れる目の前の棚。

…のはずが、大きな音もしないし棚も倒れていない。


「っー、…あれ、痛くない、?」

不思議に思っていると

「…っ、馬鹿!!!!!!」


わたしの体の後ろから要が棚を押さえてくれていた。