あぁ早く出て行きたい、
顔を伏せて、うめくようにつぶやく。
少しでも平均のとれた知性や感性や、向上心といったものを持っていれば、それは当然すぎる願いだ。
「・・・慣れちゃうのが怖いんだ。
この臭いがあたり前になって、鼻がバカになって、自分が臭いのにも気づかなくなったらどうしようって」
むくっと顔を上げる。
「美沙なら、違うところに行けるって」
明るく請け合う。
顔を伏せて、うめくようにつぶやく。
少しでも平均のとれた知性や感性や、向上心といったものを持っていれば、それは当然すぎる願いだ。
「・・・慣れちゃうのが怖いんだ。
この臭いがあたり前になって、鼻がバカになって、自分が臭いのにも気づかなくなったらどうしようって」
むくっと顔を上げる。
「美沙なら、違うところに行けるって」
明るく請け合う。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)