「お母さん、行ってくるね」
ふすまから顔だけのぞかせて声をかけて、家を出る。
そんな日が続いている。
千香との待ち合わせは、土曜の夜だった。
母を置いて、夜出かける。
心苦しいけれど、一回だけだと自分に言い聞かせる。
ライブハウス、というからどんなところかと思えば、街道ぞいにあるただの排ガスですすけた建物だった。
一階が飲食店になっており、その地下にある。
まずは腹ごしらえ、と千香はさっさと並びにあるファミレスに入る。
ふすまから顔だけのぞかせて声をかけて、家を出る。
そんな日が続いている。
千香との待ち合わせは、土曜の夜だった。
母を置いて、夜出かける。
心苦しいけれど、一回だけだと自分に言い聞かせる。
ライブハウス、というからどんなところかと思えば、街道ぞいにあるただの排ガスですすけた建物だった。
一階が飲食店になっており、その地下にある。
まずは腹ごしらえ、と千香はさっさと並びにあるファミレスに入る。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)