まあ、そんなことはいいか、
すぅ、と翔一にあごを撫でられる。
子猫などいない。最初っから、どこにもいない。
「・・・猫は?・・」
それでも尋ねた。
「いるよ」
翔一が、こちらをじっと見下ろしている。
「すごく可愛い、俺の子猫。
ずっとつかまえたかった」
「ッ!・・・」
身体を抱え上げられて、声にならない息がもれた。
すぅ、と翔一にあごを撫でられる。
子猫などいない。最初っから、どこにもいない。
「・・・猫は?・・」
それでも尋ねた。
「いるよ」
翔一が、こちらをじっと見下ろしている。
「すごく可愛い、俺の子猫。
ずっとつかまえたかった」
「ッ!・・・」
身体を抱え上げられて、声にならない息がもれた。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)