彼も、玄関口のほうに向かっているらしい。
階段を軽い足どりで下りてゆく。
奈緒もそのあとを続く。
踊り場を折れ、階段を一、二段下りたところで、なにかが彼の意識に引っかかったようだ。
視線がちらりとななめ上に向けられ、奈緒をみとめて足が止まった。
目はこちらにすえられたまま、表情は変わらない。
奈緒はゆっくりと階段をおりて、踊り場で立ち止まる。
上体をひねった修二と向き合うかっこうになった。
階段を軽い足どりで下りてゆく。
奈緒もそのあとを続く。
踊り場を折れ、階段を一、二段下りたところで、なにかが彼の意識に引っかかったようだ。
視線がちらりとななめ上に向けられ、奈緒をみとめて足が止まった。
目はこちらにすえられたまま、表情は変わらない。
奈緒はゆっくりと階段をおりて、踊り場で立ち止まる。
上体をひねった修二と向き合うかっこうになった。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)