軽蔑された・・・・
唇をかんでうつむく。
このまま消えてしまえたら楽だろうけど、煙じゃないので、それは不可能だ。
前を歩く修二の、ややくたびれたローファーのかかとを見ながら歩く。
「だいじょうぶか、」
修二が口を開いたのは、電車に乗り並んで腰をおろしてからだった。
窓の外を、ゆるやかに家並みが流れてゆく。
唇をかんでうつむく。
このまま消えてしまえたら楽だろうけど、煙じゃないので、それは不可能だ。
前を歩く修二の、ややくたびれたローファーのかかとを見ながら歩く。
「だいじょうぶか、」
修二が口を開いたのは、電車に乗り並んで腰をおろしてからだった。
窓の外を、ゆるやかに家並みが流れてゆく。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)