「そんなことないでしょ?」
和也の腕がふたたび奈緒にからみつく。
「奈緒が選ぶことだ。
ここに残るのか、帰るのか。そいつといたいなら、俺は引き上げる。
自分で決めろよ」
刺し貫かれるようなまなざし。
こんな場面でも、自分の頭を占めるのは・・・
行っちゃうんだ、
すねたような和也のつぶやきを背に、立ち上がる。
和也の腕がふたたび奈緒にからみつく。
「奈緒が選ぶことだ。
ここに残るのか、帰るのか。そいつといたいなら、俺は引き上げる。
自分で決めろよ」
刺し貫かれるようなまなざし。
こんな場面でも、自分の頭を占めるのは・・・
行っちゃうんだ、
すねたような和也のつぶやきを背に、立ち上がる。



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)