別にとりたてて不幸ではない。
この町の住人なら、みんな何かしらの “ 事情 ” を抱えているのだから。
教室を出て廊下を歩く、と前方の背中が目にとびこんできた。
他に何人もの生徒が行き交っているのに。
まるで光を発しているように、その後ろ姿は、奈緒の視線をまっすぐとらえた。
いつのまに、あんなに広い背中をもつようになったんだろう・・・・
そこから目を離せずに、ただ足を進める。
修ちゃん・・・
この町の住人なら、みんな何かしらの “ 事情 ” を抱えているのだから。
教室を出て廊下を歩く、と前方の背中が目にとびこんできた。
他に何人もの生徒が行き交っているのに。
まるで光を発しているように、その後ろ姿は、奈緒の視線をまっすぐとらえた。
いつのまに、あんなに広い背中をもつようになったんだろう・・・・
そこから目を離せずに、ただ足を進める。
修ちゃん・・・



![he said , she said[完結編]](https://www.no-ichigo.jp/img/book-cover/1737557-thumb.jpg?t=20250401005900)