ー side皚 ー


あれは2年前か、俺はその時一匹狼の
殺し屋だった。それなりに名前も知られている。
その時に会ったのが真白だった。
全身血だらけで見ることすら嫌なほどの
痣、焼印、切り傷・・・
息すらままならない状態で真白は言ったよ


『私が貴方に身をあげます。だから、
弟を助けて・・・あいつらに見つかる前に
私は恨まれてもいいから、弟だけは、
助けてほしい』


必死にしがみつかれてな・・・
俺はその時の真白の闇に惹かれたよ。
だから、俺は真白の頼みを聞き入れて、
信頼する家にその弟を預けた。


真白に言われたとおりの伝言を伝えて俺は自分が持ってる全ての殺しの技術を
真白に教えた。それを完璧にするのに
それほど時間もたたず、半年で『闇猫』という、名前が広がった。


その時に依頼が来たんだよ。
『朱雀』を潰してほしいっていうね。
最強と言われた『朱雀』であっても
さすがの『闇猫』には勝てないだろうと
思ったからな・・・頼んだんだよ・・・
そこで俺は少しだけ期待したんだ。


もしかしたら、変えてくれるじゃないかって・・・なのに
お前らは長くいた真白ではなく、そっちの
クズを信じたんだ。
その後もお前らは守られてたんだぞ?

そのくらいの時に優夜も真白に拾われたんだ。

それから1年がたった頃だった。
突然、真白が姿を消したんだよ。
そこにはたった1つだけメッセージが残っていた。