青蝶を包む朱い羽



「え?何で緩いの?」

「こっちの方が莉月には仕事しやすいと
思ったので」

「さすがだな」


そう言いながら莉月は私の頭を撫でてくれた。


どうやら、いつもこんな感じなんだそうだ
それがわかった私が凄いとのこと・・・
あまり感じはしないけど。


莉月と拓哉を見送った後、私は陽希さんを付き添いに買い物にやってきた。





ー side真白 end ー