「今日は、大会本番よ!全力で行くぞ!」 キャプテンの美月の掛け声と共に、エンジンを組んだ。 「「よし!」」 よし。今日はいい調子だ。 レイアップは教えた通りに、練習した。 スリーポイントだって、普通に入る。 「これから、第1回戦の対戦を始めます。」 始まる、私たちのバスケが。 「翼!止めろ!」相手が攻撃体勢に入ってきた。 止めなきゃ! 「いたっ!」私は、全力で走って止めに行こうとしたら、足をくじいてしまった。