・・・放課後
私と洋樹君は 委員会の仕事で
教室に残っていた
クラス委員の仕事は
名簿作りだった
「俺 男子の方やるから・・・
理菜は女子お願い」
「あ・・・はい」
私は クラスの女子の名前を書いた
集中しなきゃいけないのに
ドキドキして 出来ない
あ・・・そうだ
洋樹君なら知ってるかな?
「あの・・・洋樹君」
「何?」
名簿に名前を書きながら
返事をしていた
「あのさ・・・小学生の時
私とよく一緒に居た
男の子の名前 覚えてたりする?」
そう 言うと洋樹君の手が止まった
どうしたんだろう?
「・・・大崎 健吾(おおさき けんご)」
そう呟いた
そうだ・・・思い出した
健吾君だ
小学生の時 家が近かったから
よく一緒に帰ったりしたっけ?
「健吾がどうかしたの?」
洋樹君は 再び手を動かした
「・・・うん ちょっとね」
私も名簿に名前を書く
私と洋樹君は 委員会の仕事で
教室に残っていた
クラス委員の仕事は
名簿作りだった
「俺 男子の方やるから・・・
理菜は女子お願い」
「あ・・・はい」
私は クラスの女子の名前を書いた
集中しなきゃいけないのに
ドキドキして 出来ない
あ・・・そうだ
洋樹君なら知ってるかな?
「あの・・・洋樹君」
「何?」
名簿に名前を書きながら
返事をしていた
「あのさ・・・小学生の時
私とよく一緒に居た
男の子の名前 覚えてたりする?」
そう 言うと洋樹君の手が止まった
どうしたんだろう?
「・・・大崎 健吾(おおさき けんご)」
そう呟いた
そうだ・・・思い出した
健吾君だ
小学生の時 家が近かったから
よく一緒に帰ったりしたっけ?
「健吾がどうかしたの?」
洋樹君は 再び手を動かした
「・・・うん ちょっとね」
私も名簿に名前を書く


