なんか 色々あって


少し疲れちゃったな


仕方なく 私は家に帰る事にした


少し薄暗い空・・・


ちょっと怖いな・・・


お母さんは 今日は残業だし


お兄ちゃんは バイトだっけ?


その時 後ろから


足音が聞こえた


チラッと振り返ると


誰も居ない・・・


気のせい・・・かな?


私は 早歩きで歩いた


すると 後ろからも早歩きで


近付いて来るのがわかった


ガシ


誰かに 肩を掴まれた


「きゃあ!」


「理菜! 俺だって!」


その声に 振り返ると


お兄ちゃんが息を切らしていた


「お兄ちゃん? バイトは?」


「今日は 臨時休業になったから


てか なんだよ・・・ 酷くね?」


「・・・ごめんなさい」


いきなりだったから


ちょっと ビックリした