しばらくすると
電車が駅に着いた
私は 洋樹君から
離れようとした
「あ・・・」
またしても 髪の毛が
洋樹君のシャツのボタンに
絡まっていた
「ごめんなさい・・・
すぐに外すね」
「待った 慌ててやると
余計に絡まるから・・・」
でも どうすればいいの?
「・・・仕方ないか」
え?
仕方ないって・・・
どういう意味?
グイ
肩を抱かれて そのまま
電車を降りた
『ドアが閉まります・・・』
電車のドアが閉まって
発車した
洋樹君は 絡まった髪の毛を
解いていた
「あの・・・なんか
ごめんね?
髪 切っちゃおうかな?」
「俺は 長い方が好きだよ?」
ドキン
耳元で囁くように そう言った
電車が駅に着いた
私は 洋樹君から
離れようとした
「あ・・・」
またしても 髪の毛が
洋樹君のシャツのボタンに
絡まっていた
「ごめんなさい・・・
すぐに外すね」
「待った 慌ててやると
余計に絡まるから・・・」
でも どうすればいいの?
「・・・仕方ないか」
え?
仕方ないって・・・
どういう意味?
グイ
肩を抱かれて そのまま
電車を降りた
『ドアが閉まります・・・』
電車のドアが閉まって
発車した
洋樹君は 絡まった髪の毛を
解いていた
「あの・・・なんか
ごめんね?
髪 切っちゃおうかな?」
「俺は 長い方が好きだよ?」
ドキン
耳元で囁くように そう言った


