私を好きって本当ですか?

フワ


身体が・・・浮いてる?


そっと 目を開けると


洋樹君が居た


私・・・夢でも見てるの?


・・・


目を開けると 白い天井があった


ここ・・・どこ?


シャ


「気付いたか?」


声のする方を見ると


洋樹君が立っていた


「・・・洋樹君?」


「理菜 倒れたんだよ


で 俺が運んで来た


先生は 出張だってさ」


そう言いながら 洋樹君は


近くのパイプ椅子に座った


なんか・・・心配かけたよね?


「あまり・・・心配させんなよ


てか 熱あるだろ?


ほら 体温計」


「・・・ごめんなさい」


洋樹君から体温計を受け取り


ブラウスのボタンを外して


脇に体温計を挟んだ