・・・次の日・教室


なんか 身体が熱い


クラクラする


「理菜? なんか顔色悪くない?」


唯が心配そうな顔をして


私を見ていた


「うーん・・・ なんか


朝から頭がズキズキして


クラクラする」


今でも 目の前が歪んでいる


「保健室行ったら?


熱だけでも 計って来なよ!」


今度は 和花がそう言った


「いい・・・これくらい


どうって事ないし」


ガタ


次が体育なのを思い出し


体育着を持って 教室を出る


なんか・・・ふらつくな


気持ち悪い


バタン


私は その場で倒れて


意識を失った